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行政書士の野積です。

ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。

新型コロナウィルスの感染拡大、気になりますね。
自らの健康管理に留意したいと思います。

■介護に関する意識調査で男女に大きな意識差が、お父さん大変ですよ!

自宅介護を希望する割合は、
妻より夫のほうが高いという
調査結果の報道がありました。
(出典は、内閣府の高齢社会白書)

介護を受ける場所として、
自宅か高齢者施設かという
選択肢に対する回答です。
調査対象は、50歳〜79歳までの既婚の男女です。

要するに、ご亭主は自分の介護が必要になったときは、
自宅で奥さんに面倒みて欲しいというわけです。

一方、妻のほうはどちらでもOKという意識です。
また、「配偶者を心のささえにする」という割合も、
妻より夫のほうが高くなりました。

ザックリ言うと、どうも世の中のご亭主は、
心身ともにかなり奥様に寄りかかって
生きてるな〜という感じでしょうか。

その証拠といっては何ですが、友人と話していると
「俺が死んだって、女は強いから大丈夫だろ」
とか言ってます。

これは暗黙のうちに、亡くなる順番として、
まず「俺」そのあとに「女房」と思っています。

そこで、私が「まず「奥さん」、次に「君」
という確率は50%」と言うと、ほぼ目を白黒して、
「そんなこと考えたこともなかった!」
と言います。

このあたりから、夫と妻の心構えが違いますね。
妻は(即ち女性は)、常に夫が先に亡くなる
可能性を前提にして生きていると思います。
(うちの奥さんにも聞けないので、たぶんそうでしょう。)。

長年連れそったご夫婦、
どちらかが介護が必要になったら、
世話したいというのは人情です。

しかし、これからの少子高齢化の時代。
老々介護のケースが増えてきたとき、
夫が妻に頼りすぎると、
共倒れになりかねないなと、心配します。

男は、学校を卒業して社会に出ることで、
経済的、精神的に自立していきます。

しかし、結婚すると逆に精神的な自立のほうは
奥さまに預けてしまい、
経済的な自立のほうだけに、
重心が移ってしまうのでしょうか。

最近、「孤独のすすめ」的な本が売れていますが、
どうも「孤独になれ」ということを
勧めているわけではないようです。

長年、奥様に頼り続けてきた意識を変えて、
改めて精神的に再自立していこうということかと。

結局は、そのような意識をもつことで、
健康で長生きできるのではないかと思います。

■■ 編集後記 ■■

これからの超高齢化社会、
男性の精神的自立が課題でしょうか。
そのためには、定年後の暮らし方が
ポイントですね。

その一つとして、
「地域に関わっていくこと」が大事だと、
実感します。

多少の煩わしさはあるかと思いますが、一方で
必要とされる度合いも上がります。

重い腰を、ちょっと上げるだけでも、見える
景色が変わってくるのでは。。

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